2018年9月に投稿した記事

地球の丸く見える丘展望館 宇宙人に占拠された!?

2018年7月に行われた「銚子にUFOを呼ぼう!」というイベント期間に合わせ、地球が丸く見える丘公園では宇宙やUFO関連に関する企画展も開催していた。 豊富な展示の中、異彩を放っていたのがこちらの「宇宙人のミイラ」である。 箱には「半石化木乃伊」と書かれており、全長は約15センチほどの手のひらサイズで石に似た非常に硬い体となっている。 しかし目は落ちくぼみ、皮膚は黒ずんでしまっている。眼球のくぼみやあばら骨などは見受けられるが、人間にしては体に比べ大きい頭蓋骨を持ち、指や足が細長いのが特徴的だ。 これは作家にしてオカルト研究家の山口敏太郎氏が所有している物品なのだが、山口氏の元に届いた当初から正体も来歴も不明であったという。 人間の姿をした妖怪や未確認生物は多々あるが、日本の伝承に出てくる物とは形状が異なるため、妖怪博物館では「分類不明」の「宇宙人らしき生物のミイラ」として紹介するのが精一杯な現状となっている。 このミイラには付属品として専用と思わしきガラスケース(約20センチ)と台座、ミニサイズの座布団が同封されていた。このガラスケースと台座は展示用に作製された新しいもののようで、昔の横書きの表記を真似てか「ラーミ」と右から左に読む形式で表記されている。そのため、このミイラは「ラーミ」という愛称で呼ばれている。 果たしてこのミイラは本当に宇宙人のものなのだろうか。 あなたはどう考える?

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銚子浪漫紀行~夢二がいた夏~

明治時代、銚子には多くの文化人が訪れ、それを支援するためのパトロンが多くいたことが記録に残されている。 このことから、銚子には貴重な本や詩が数多く保管されている。竹久夢二もその一人であることをご存じだろうか。 かの有名な「宵待草」が生まれたのは銚子なのである。 明治43年の夏、夢二は避暑のために海鹿島へ滞在していた。ここは見晴らしの良さから、多くの文化人に愛された地なのだ。 そこで偶然出会った長谷川カタが、「宵待草」の生まれるきっかけとなった女性である。 浜辺で語り歩くうち、夢二は恋心を抱く。しかし、この恋が実ることなく夢二は帰郷してしまう。翌年、夢二は同じ地を訪れてカタを待った。しかし、待てども待てどもカタは現れない。夢二はカタが嫁いだことを知り、失恋したことを悟る。こうして創られたのが「宵待草」である。 「宵待草」が銚子で生まれたことを知ってもらうために立ち上がった団体『銚子浪漫ぷろじぇくと』のイベントに参加した。 夢二の貴重な作品集や、展覧会でもなかなか見ることができない「宵待草」が掲載された初版の小唄集「どんたく」が展示されており、訪れたファンは感激していた。 このイベントは展示だけではなく、市田祥子原作の「夢二ひと夏の恋」の語り、「宵待草」の歌を聴くこともできる。 感情のこもった歌と語りに聴衆は聞き入り、頭の中で夢二の恋模様が浮かび、淡い気持ちを抱いたのではないだろうか。 竹久夢二の魅力を現代に伝え、展示だけでなく歌と語りでも楽しませていた。サプライズゲストとして長谷川カタさんのお孫さんが招かれた。 お孫さんとはいえ、写真で見るカタの面影があり、会場からは拍手が沸いた。 次回は11月20日 13時より、千葉県酒々井の甲子正宗・飯沼本家で歌と語りを披露する。まだ夢二のことをよく知らない、そんな方にもお勧めしたい。 銚子と夢二を伝える『銚子浪漫ぷろじぇくと』をこれからも応援していく。

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